「相談を録音したい」と言われたら?
A:基本的には担当する弁護士の判断によるが、録音されることにはリスクがある。また、一般的な説明にとどめざるを得なくなりがちとなるため、相談者の利益の点からも断って構わない。 相談所が録音を禁止している...
相談中に利益相反が判明したら?
A:利益相反が判明した時点で直ちに相談を中止する。 中止するにあたり、相談者に誤解を与えないよう適切な説明が必要である、 (I)法律相談の中止 弁護士は、 依頼を受けて受任した案件との間に利益相反が認めら�...
弁護士に依頼済みの方から法律相談を求められたら?
A:現に依頼している弁護士を批判する発言、解任を促す発言は厳禁である。相談者の話を前提とした一般的な回答にとどめ、依頼している弁護士の処理に疑問がある場合には、依頼している弁護士に直接確認するよう助言�...
本人以外から相談があった場合の注意点は?
A:本人との関係及び本人が相談に来られない理由を確認する。その際、本人と来所した人物の利害が対立していないかには注意が必要である。回答にあたっては、本人から聴取できていないことを前提とするものであるこ�...
精神疾患があると思われる方への対応は?
A:できる限り通常の相談と同様に対応し、相談者の話を直ちに否定しないようにする。そのうえで客観的な資料の有無を確認し、相談者の認識は認識として、客観的資料がなければ相談者の請求・主張が認められないこと�...
高齢者からの相談での注意点は?
A:大きくはっきりとした声で、 ゆっくりと話すようにする。 また、相談者の判断能力の有無 ・程度に注意を払い、 判断能力の有無・程度に応じた対応をする必要がある。 高齢の相談者は、 聴力や判断能力が低下し�...
相談者とコミュニケーションをとるコツは?
A:相談者の話をよく聴き、 丁寧にわかりやすく話すよう心がけ、相談者に寄り添う姿勢を持つようにする。 まずは、 相談者の話をよく聴くことが重要である。「なるほど」「そういうことなのですね」 といった合いの...
相談者への対応
法律相談を担当する弁護士、 特に若手弁護士が、 まず初めに困ることの一つとして、相談者とどのようにコミュニケーションをとり、限られた時間内で、いかに的確に事実関係等を正確に聴取していくかという点があげら�...
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